ターンデルタ
三面図
各部アップショット
頭部
胴体
脚部
腕部
ガントレット
オープンデルタ
武装
ロングビームライフル
ボーナスパーツ・デルタソード
手首
ビームエフェクト
ヴォワチュール・リュミエール
比較
ポーズ集
「HG1/144 シビリアンアストレイ DSSDカスタム」使用 1/144スケール
2022年2月中旬~7月下旬製作
コメント
・オークション出品用に製作。“軽く”造るつもりが3Dプリントの知見不足やらデザインやら設計やらCADでの3次曲面の難しさやらで、ものすごく時間が掛かってしまった。ただガンダムとしてはかなりめんどくさい部類の物だったので、次はかなり早く形にできると思う。
・キットを芯に使用し、まぁデザイン(形状、追加ディテール共に)で時間は掛かったが改造で済む部分はそれなりの時間で製作できた。が、3Dプリントの新造パーツが色々ダメだった。そこを妥協して手作業とか、さらに複製とかも使ってれば2~3か月は巻けた。が、その分造形・ギミックはよく出来たのでOK。
・本体は関節をほぼ一新。物理強度を上げつつ新造パーツで重くなる自重を支えられるようにしている。
・新造パーツは頭部、フロント・サイドスカート、太もも上部ブロック、ふくらはぎ前後ユニット、肩、籠手、手首、ブーム含むバックユニット、デルタユニット。他の変更点はキットのパーツにプラ材やパテで細工をしている。
・手首はオリジナルデザインのハイディテールの物を使用。甲のみ、アストレイ後期のデザインを再現した物を作って装着している。
・各部には準RG程度のディテールを入れている。表面のディテール以外にも、スラスター内を作り込んだりふくらはぎスラスターにはエンジンのような円筒ディテールを追加している。
・デルタユニットは保持アーム含め関節を全て再現しフレキシブルに動く。ディテール面ではHJの作例を参考に折れを足したり膨らみを持たせたりして面白みを持たせた。先端ユニットの接続方法を磁石を利用した物にしたので、破損の可能性を低くしつつそれなりの保持力を持たせることに成功している。
・籠手表面の金色ディテールは自分的アレンジで、これでヴォワチュール・リュミエールを引っ張ってビームシールドにするという設定。
・頭部にもオリジナルアレンジ。頬当ての接続部分を立体的にしてインテークを造形した。内部には放射状にベーンを設けている。
・胸部は設定画や漫画では、背中のアストレイフレームからいきなり普通のMSのような形状になり、繋がりもおかしくなっているので、背中の形状に合わせた形にアレンジした。元のパーツ形状とは結構違うが、芯として元パーツを利用できるので中には元パーツがかなり残っている。
・ロングライフルはメインユニットをキットの物を改造して使用、バレルは接続部のみキットの物で他は新造、その他のユニットとグリップはプラ材で新造した。グリップは右手、左手にくっついてる物と、把持していない時用のグリップも製作。これはサイドスカートに装着しようとしていた時の名残なので、今は無くても困らなかったかも。
・近接武器が無くて(一応ビームサーベルはあるが柄が無い)さみしいのでボーナスパーツとしてデルタアストレイのソードも製作。ジョイントは磁石接続なので左右切り替え、角度変更お手の物。鞘、ジョイント、ダミー柄、刀身、手首とくっついた柄2種の構成。もう少し長い方が見栄えはしたかな。
・ビームエフェクトはサーベル用4本を他キットから流用、光の翼は0.3mmプラ板で自作。透明にしたかったが、紫外線ライトが無い環境なら透ける透明プラよりソリッドの方が光って見えるか。というわけでどちらも蛍光色で塗装してあり、紫外線ライト下で発光する。
・良くも悪くも長い付き合いだった。完全手作業だったらガオガイガーだって造れたな。ただ、期間含めこの間経験した色々な事(ターンデルタ製作に直接関わらない事も)はそれなりに血肉になった。時間を掛けてしまった分、その血肉を活かしてこれからの生産性を上げていければと思う。
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