ゲルググ(北米カラー)
三面図
武装
分離型ビームナギナタ
突撃仕様ビームライフル
バックパック
各種エンジン
電池ボックス
手首
比較
ポーズ集
「HGUC1/144 シャア専用ゲルググ」改造 1/144スケール
2019年3月中旬~5月中旬製作
コメント
・ウェザリング練習のために製作。しかしやはりというか何というか、ディテールを弄り回して2ヶ月も掛けてしまった。いい加減何とかしなくては……。
・今回は製作するにあたって機体に「北米大陸西海岸側の基地に所属する、宇宙で製造後地上に配備された量産初期ロットの機体の1機を突撃仕様にした物」という設定を与えた。
所属部分はカラーリングを決定するための設定で、ウェザリングが分かりやすいようになるべく白っぽい色が合う設定にした。
製造云々はディテールに対する設定で、この設定のため肩アーマー等の一部形状が簡素になっている。後のロットでは肩にスラスターが追加されたりバックパックが装備されたりする想定。
突撃仕様は前二つの設定に引っ張られて何故か付いた設定。まぁ形状にワンポイントあった方が面白みは出るが。
・突撃仕様にするための作業は「背中に高機動型バックパックを装着」「ライフルを短くしてグレネードを装着」「ナギナタを小回りが利くよう分割」の三つ。高機動型バックパックは陸戦高機動型ザクIIの物をジェットエンジン、推力偏向ノズルに換装した物をスクラッチ。ライフルはバレルを短くしてグリップの位置とディテールを変更、ストックも切り飛ばしている。グレネードランチャーはザク改のマシンガンに付いている物と同じ想定。ナギナタの分割は突っ込んでの乱戦では使いにくいと思ってのこと。シンチュウパイプをダボにして連結できるようにしてある。
・本体各部にあるエンジンは自作して作り込んだ。このお陰でめちゃくちゃ時間が掛かった(自業自得)。
・腰部エンジンは設定上ジェットエンジンなので、見た目に分かりやすいよう実際のジェットエンジンを再現した物に付け替えた。アイリス板が付いていないのは露出が少なく保護しなくても大丈夫そうだから。
・フクラハギのエンジンは肉抜き穴の処理が大変なので自作することに。掛かる時間はどっこいどっこいだがキレイに仕上げるという部分ではこっちの方が簡単。形状は3連装から燃費重視(のハズ)の単発に変更、ここも実物を参考に作業している。ついでに装甲内側に補強用フレームと耐熱板も作っている。
・腕部機動補助用エンジンも自作の物に挿げ替えた。前方には駐機時用インテークカバー、後方には推力偏向板を造形している。エンジン前後のタービンは小さくて造形できそうに無かったので印刷した物を貼り付けている。このサイズでなおかつ写真なら特に違和感は無いと思う。
・腕部エンジン外装のどう考えても内部エンジンに干渉しているラッチは埋めた。今回は盾を装備していないので問題も特に無い。
・ナギナタ用ビームパーツはキットの物ともう一つジャンクパーツを使用してバーストモード用の長い物も作った。連結時のみ使用可能という設定。
・モノアイに電飾を仕込んだが、製作を簡便にするためにシステムを設計した。以降使っていこうと思う。スペースの都合、外にスイッチを設けられなかったのでVer.Kaニュー等を参考に首元を電飾ユニットとして抜き差しできる様にした。スマートでいいと思う。
・本体自体はプロポーションとディテールを微妙に弄ってスジ彫りと合わせ目を調整した程度。ここから塗装をしていけば良かったんだなぁ。
・塗装、デカール共に控えめにした所でウェザリング。今回はウォッシングとチッピング、若干のオイル汚れと煤、砂表現を施した。
・ウォッシングは良い感じでできたがチッピングは色々不満が残った。とりあえずもう少し見栄えのするサイズで入れる事が課題かな。
・ウェザリングの習作という元々のお題目とは変わってしまったが、これはこれで全力作品という事で良かったと思う。半年分くらいの名刺かな。次の汚しはきちんと習作として出来ればと思う。
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