2017年7月31日

 今日はスミ入れを越えて仕上げのコート作業です。
 スミ入れと細部の筆塗りは作業途中の写真無しです。
 それではどうぞ↓。

・SDヤクト・ドーガの進捗
スミ入れと筆塗りの解説

 スミ入れにはSDの場合はタミヤのスミ入れ塗料ブラックと黒のミリペン(ここではデリーター・ネオピコライン3の物)を使用しています。
 あらかじめスミを入れる部分にはミゾを彫っているので、ほぼタミヤのスミ入れ塗料に任せて、流れなかった部分や割れる危険がある部分のカバーにミリペンを使用しています。
 普段はメタリック部分にはスミ入れをしないんですが、今回はキャンディ塗装のように表面がつやつやだったので造形にメリハリを付けるためにMr.ホビーのリアルタッチマーカーセット1のオレンジでスミ部分を書いていきました。

 部分塗装と裏の塗りつぶしには最近買い求めやすくなってきたファレホを使用しています。
 別にタミヤやMr.ホビーのアクリル塗料でもいいですが、薄塗りの場合はこちらの方が隠ぺい力が強く、扱いも水彩絵の具のように簡単で一次乾燥が早く塗膜も丈夫(ラッカー系で溶けにくい)、塗り間違いはアルコールでふき取れる利便性があるので自分は気に入って使用しています。臭いも気になりませんしね。
 細部の塗装やグレーの小さい部分はそのまま塗りますが、見せたくない所の塗りつぶしの際は写真左のマッドメディウムを混ぜてツヤをガサガサまで落として使用しています。これによって光が当たっても反射せず奥行きを演出することができます。

半ツヤコート

関節とメタリック部分以外は半ツヤでコートしています。使用しているコート剤は「ガイアノーツ・セミグロスクリアー」です。

ツヤ消しコート

こちらには「ガイアノーツ・EX-フラットクリアー」に「同・フラットベース」を半ビンほど投入した自作フラットクリアーを使用しています。
光が当たった箇所一面が白くなる、キメの細かいツヤ消しになります。

ビーム刃

こちらにはMr.ホビーの「Mr.スーパークリアーつや消し」をエアブラシで吹きました。
光を反射しない、ガサガサのツヤ消しになっています。
ガサガサの粒子によって、全体が発光して見えるようになります。

ヒートナイフ刃

こちらは最後に発覚した塗装漏れ分です。
黒とシルバーを調合した自作ダークシルバーを速乾溶剤で薄く溶いて遠くから砂吹きし、磨かれていない金属を表現しました。

 次回はいよいよ完成編。組み立てとそれに伴う作業と諸注意になると思います。


 今日は以上です。


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