2017年12月1日

 今回から新作「武者頑駄無真悪参」の製作に入りたいと思います。
 今度のSDはキャラクターキットであるBB戦士を「スケールキット」として仕立てるのがテーマです。なので、端々の処理を「現物ありき」でやっていこうと思います。
 それではどうぞ↓。

・SD武者頑駄無真悪参の進捗
青図

例のごとく図面で完成状態をシミュレートします。元となった画像は説明書の図面です。
左上の塗装図ではマテリアル別に彩色方法を変えており、どのパーツがどういうマテリアルでできているかを一目でわかるようにしたメモに当たります。

三面図

こちらが素体で

こちらが鎧装備状態(バックパックはプロポーションに関与しないのでオミット)です。
プロポーションに関しては大きく弄る気はないですが、若干気になるところがあるのでそこは手を入れていこうと思います。

胴体~腰部接続部

まずレジェンド系で気になってるポイント1、「引っ込み気味の腰」を直すためにジョイント部分を加工して胴体を0.5mm後退させました。その際ポリキャップが軸に干渉して装着不能になるので軸が当たる部分を切除しました。

胴体初期状態

次に胴体です。形状は特に問題ないですが、ここにもレジェンド系で気になってるポイント(その2)があります。それは首全般のことで、重い頭を支えるにはどう考えても機構的に強度不足です。そこで今回はデザインを改善しつつ強度と可動を向上させようと思います。

首改善

ということでまず胴体側は元からある首のディテールを切除、さらに狭い襟口の左右に1mmプラ板を貼って拡張し、新造した首が入る空間を確保してボールジョイント(コトブキヤ製品)を仕込みます。
頭部側は可動を強固にするためにイエローサブマリンの関節技の受けを仕込み、干渉するであろうリブを切除しておきます。

そして首ですが、レジン塊から削り出しで作ります。これは作業効率もありますが、レジン特有の粘りで胴体側ボールジョイントを受けを仕込まず直接受けられるようにするためです。なので下部は対応した径の穴を開けるのみで上部だけ頭部と対応したボールジョイントを設置しました。
これらの加工で見た目と可動の強度が良くなりました。


 今日は以上です。


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