2018年6月14日

 今回はプロポーションを弄っていきました。
 それではどうぞ↓。

・HGUCザクIII改の進捗
ヒザ関節位置調整

 このキットはなぜか太ももから足首までが一直線に繋がっておらず、すべてを外に外に持っていこうとしているので修正していきます。
 まず、ヒザ関節が収まる部分の修正です。このパーツはスネ側とフクラハギ側で中心が違うので、完全な修正はせずどちらから見てもバランスが取れる範囲で修正しました。作業的には開口部を広げてポリキャップの位置をずらしただけです。内側には隙間ができるのでパーツ整形時にプラ板で埋めて処理します。

足首関節加工

 今度は足首をアンクルアーマー直下に置くための加工です。受けのポリキャップをずらしたりジョイントの位置を変えたり色々な方法がありますが、一番簡単と思われる軸を斜めにして擬似的に位置をずらす方法を取りました。軸を外側に倒すことで足首を内側に持ってくる試みです。副次的に微妙に関節が伸びたりします(45度までは)。ボール下の切り欠きは干渉回避のためで、強度を上げるために1.5mmのシンチュウ線を軸に通してパーツ内に仕込んだプラ板に固定しています。

脚部比較

 加工前後の比較です。自然なバランスになったと思います。足首の位置がかなり変わってますが、可動に際して特に問題はありません。

股関節ポリ小移動

 脚部幅を狭めてシュっとしたイメージにしたいので、股間周りを弄ります。まず太もも内のポリキャップが引っ込みそうだったので、赤で記した隙間が無くなるようにポリキャップを加工して奥まで入るようにしました。これで0.5mm程度胴体に寄りました。

股関節加工

 さらに股関節の軸を1mmほど短くして、干渉する部分を抉ります。これで正味1.5mmほど脚部は内側に移動しました。加工した軸は簡単に取り付けつつ移動幅も一定にするためにプラパイプを間に挟む方法で固定しました。太もものジョイント受けの穴が大きいのでこの方法でも干渉せず楽に作業できました。思いつくまで時間はかかりましたが……。抉ったパーツは後ほどパテを使ってきれいにします。

脚部位置比較

 分かりづらいですが、サイド装甲との隙間が増えています。これで上半身と下半身のボリューム感のズレを緩和できます。
 干渉によって脚が開かなくなっていますが、太ももの整形時に一緒に修正します。

ウエスト短縮

 さらにバランスを良くするために、ほんの少しウエストを短くします。と言っても実際に短くするのではなく、はめ込み位置固定リブを削って対処します。ここでは1mmほど削りました。

 かなり微妙な調整ですが、結構大事な部分です。全体で見るとウエストの細さが若干緩和しています。
 この加工でも干渉が増えて前後の可動ができなくなりますが、例のごとく後ほど修正します。

頭部位置修正

 頭が前に出すぎているので首を1mmほど後退させました。

 人型感が増しました。異形感を出したいならキットを生かしてもいいですね。最近じゃ流行りませんが。

首延長

 頭部と胴体がくっついてるせいで胴上面が扁平に見えるので首を延長して流れを作って造形に谷を作ります。さらに首も引けるようになって一石二鳥です。

肩小加工

 腕が胴体から離れているので赤部分のリブを切除して奥まで入るようにしました。

肩アーマー小移動

 こちらも本体から離れているので取り付け部やポリキャップの向きを変えて本体に近づけました。ここはむしろなんでこうなっているのかわからない部分ですね。

ここまでの成果

 スタイリッシュさを残しつつバランスが良くなったと思います。各パーツの接続部分が細くブツ切り感が強いので今後はその辺りを調整していこうと思います。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    こんばんは。

    各部調整ありがとうございます!

    これからどの様になっていくのか、非常に楽しみにしております。

    引き続き、宜しくお願いいたします。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      変わっていないようで変わっている、いつもの感じで今回もブラッシュアップしようと思います。ぜひご期待ください!