今日はスパイクアーマーと手首です。
それではどうぞ↓。
・HGUCザクIII改の進捗
手首共通加工
今回はMSハンド・ジオン1/144を使うんですが、キットの手首と比べてボリュームが少なく、ボールジョイントも対応したものが無いので手を加えていきます。
まず形状の変化を一つ、親指の付け根が抜きの関係で斜めになっているので修正しました。ボールジョイントは軸を1mmほど残して球を切除、プラパイプを被せて若干太くしてから直径4mmの手芸用ビーズを接着しました。1.5mmの穴が空いているので、これ幸いと軸に1.5mmのシンチュウ線を通して強化しておきます。
甲装甲は上に0.5mm、下に1mmプラ板を貼り付けて大型化、見た目を大きくします。ついでに下部に貼り付けたプラ板は軸隠しの役割もあります。上下のディテールは接着ついでに埋めて間引いてしまいました。
左手完成
上記加工後の状態です。普段でも親指付け根と下部プラ板貼り付けだけでも効果的なので、ぜひお試しあれ。
袖口延長
このキットは思いのほか手首のポリキャップが前に出ていて、手首の軸がかなり見えてしまうので0.3mmプラ板を貼ってさらに延長しました。この時全面には貼らず、可動マージンを残しつつ四方に貼っていきました。
銃持ち手、ライフルグリップ加工
汎用パーツが合うように両者を加工していきます。まず手首は(写真はないですが)平手側親指付け根じゃない方の肉球(?)が干渉するので削ります。
ライフルは腕パーツとぶつかってしまって持てないので、グリップを切り離してプラ板を貼って角度を変えてから再接着し、そのままだと細くて動いてしまうのでプラ板を貼って前後幅を広げます。
指側のパーツはすぐ外れるので、開放型の穴を塞ぐように0.3mmプラ板を接着、干渉しないように調整します。これで軸を手首~グリップに刺さなくても大丈夫な強度が出せます。
銃持ち手完成
上記を組んだ状態です。かなり自然に持てるようになりました。軸を通しての固定をしていないので、グリップを上下にスライドでき、手首の位置や角度に合わせて調整することができます。
スパイクアーマー完成
ここまで引っ張ってようやく完成です。合いの悪い部分を修正して本体外側下部の変なラインになっている部分をパテを盛って修正しました。この画像だと分かりづらいですが、垂れの先が無かったのでプラ板を貼って鋭くしています。
ここまでの成果
手首が付いて、正面からのビューは完成です。手首が小さくなった事で引き締まった印象になり、精密感も増しました。
今日は以上です。
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コメント
おはようございます。
お世話になっております。
改修した全体像カッコイイです!!
ハンドパーツが変わるだけでも全然違いますね。
仰られるように、全体的に改修前より随分、引き締まって見えます。
これに色が付くと思うと非常に楽しみで仕方ありません。
最高のザクIIIになる予感がいたします!
宜しくお願いします!
コメントありがとうございます!
手首は作品のスケール感を決める大事な部分なので、スタイリッシュや精密感なら小さめに、パワフルや異形感をなら大きめに等方向性に合わせて選択したいところですね。
色が付くのはもう少し先になりますが、期待を裏切らない、むしろそれを越えていく物にしますので今しばらくお待ちください。
楽しみにしています!
宜しくお願いいたします。