今回でようやく基本工作終了です。
内容はバックパック、ライフル、その他色々です。
それではどうぞ↓。
・HGUCザクIII改の進捗
キット手首改造
前回MSハンドを使用すると言いましたが、あのセットにはサーベル持ち手が無くサーベル持ちにもザクIII系特有のスカート砲保持にも困窮するので、キット付属の手首も使用する事にします。
ただそのままではMSハンドと違いすぎて浮くので、手首、甲の両方とも形状をMSハンドと同じにしました。これが結構大変で、もしパテの塊から彫り出たとしても時間は変わらなかったと思います(汗)。
バックパック側面
段差を消しつつ、各ディテールを整えていきます。この作業の際、外側のパーツを三分割し、先に真ん中のみ接着する事で側面の整形をやりやすくしました。スジ彫りをした後、外側のパーツを接着、合わせ目を処理しました。
側面のたぶんダクトであろう箇所は底にディテールが無いので、ウェーブのモールドプレートを使ってディテールを追加しました。
タンク
形状は変わっていませんが、合わせ目付近のディテールの形状が抜きの関係でおかしいし合わせ目処理の邪魔にもなるので、一旦切除してからプラ材で復帰させました。
スカート砲マズル
ここも抜きの関係でディテールが凸になっているので、彫りこんで銃口を再現しました。
スカートバックプレート
リアスカート内側に付くパーツです。左右と中央下側の段状になっている箇所、立体感が足りなくてスミ入れに難儀しそうなので彫りこんで立体的にしときました。
ビームライフル完成
こちらもようやく完成。結局ポリパテで処理するなら初回の接着でスチロール接着剤を使って神経質になる必要もなかったな。
銃口はドリルで開口、センサーと本体を繋ぐケーブルは自遊自在に置換しました。割れるんですよね。ここ……。たぶんこのまま塗装していたらシンナーで割れていたと思います。その関係で、穴を空ける際に使えなくなったセンサー後方のジョイント部が新造品に変わっています。
ここまでの成果
ようやくフルセット揃いました。奥行きがあるので斜めからのショットが最高ですね。
アウトライン的にはスタイリッシュをベストに表現できたと思います。後は色でどれだけ印象をシャープにできるかですね。
次回からは塗装、ではなく広い面を埋める為のディテール入れが始まります。関節なんてまっ平らですからね。
今日は以上です。
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コメント
こんばんは。
お世話になっております。
ハンドパーツですが、あのキットの物から写真のハンドパーツの改修は凄い技術ですね！！！
本当に驚きました。
バックパックを付けた全体像は非常に格好良いです！！！
またこれから間接等へディテールを加えていただけるそうで有り難うございます！
こちらで改修過程を拝見するのが、日々の楽しみになっています。
引き続き宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございます！
ハンドパーツは、なんというか拘りみたいなもので、やはりキットの物をそのまま付属させることは今回は許せなかったのです。凝り性と言うか、損な性格と言うか……。
バックパックを付けた姿ですが、ザクIII改は空けたデコルテにタンクが伸びる事で充実した造形密度になるデザインなので、バックパックを付ける事でバランスが最適化されます。前後方向のボリューム感もかっこいい所ですね。
ディテールに関しては今回は必要最低限、けれど絶対必要を埋めていくように作業していきます。ZZ世代の造形はムズカシイですけどね！