2019年3月11日~15日

 久しぶりの更新です。ホントは11日から作業していたんですが、電飾のアレコレで手間取って第一回に五日も掛かってしまいました(汗)。
 今回からはウェザリング塗装の習作として、HGUCのゲルググを作っていきます。ウェザリング以外には仕様の変更とモノアイの電飾もやります。
 それではどうぞ↓。

・HGUCゲルググ(北米仕様)の進捗
三面図

 素直な造形とシンプルかつ効果的な構造を持つ良いキットです。自分は近年のちょっとズレた肩関節を持つHGキットよりこっちの方が動かし易くて好きです。
 ディテールは少なく簡素ですが、プロポーションはバッチシです。一点、腕が離れ気味な部分で損をしているので、そこを修正してやろうと思います。

腕付き位置移動

 一般的に、こういうズレがある場合は他の部分を伸ばす形でバランスを取る事が多いんですが、自分は膨らます造形が好きじゃない(設定より過度に大きくなるのがイヤ)ので腕を内に寄せる事でバランスを取ります。
 加工は肩内部のポリキャップを軸が深く入るようカット&ザグリ、内に移動した分肩が基部に干渉するのでソコを切除、最後にアーマー基部の蛇腹モールドを一段削って完了です。

腕位置比較

 加工前後です。腕が胴体に寄って肩アーマーと胴体の不用意な隙間が無くなりました。

モノアイ電飾加工
 今回は自分の作品なのでモノアイに電飾を仕込みます(今までの作品で電飾を仕込んでいるのはメタルビートルだけですが、ブログに上げていない軽い作品では何個か仕込んでいました)。
頭部加工

 まず電飾を仕込む頭部ですが、ここの仕込み方で2~3日使いました(一部パテで埋まってるのはその名残)。最終的にLEDユニット対応のMGの様に首からモノアイ可動用の軸へと導光して光らせる方式になりました。
 本体側は内部構造を首の受けを若干残して全てカット、モノアイ可動用の軸を導光に備えて透明ランナーで作ります。頭頂側も干渉しそうな内装を撤去して、固定用ダボを左右フリースペースに新造、モノアイ基部が内部で暴れないよう中央にプラ材で押さえを付けました。
カメラパーツ

 モノアイ含めたカメラパーツはプラパイプを駆使して製作。動き過ぎないよう基部は扇状にしています。


 配線が通ってくる首は薄手のプラパイプを使って中空に仕上げています。塗装後LEDを仕込み接着します。
首基部加工

 電池へのアクセスもVer.Kaニューガンダムのように簡単にしたかったので、首基部を簡単に取り外せるようにし、この裏に電池ボックスを取り付けようと思います。点灯する際は頭部ごと基部を取り外すわけですね。
 やり方は簡単、左右の固定用リブを切り取るだけです。裏にダボがあるので、固定になんら支障は出ません。その他、首後ろに配線を通す穴を開けています。
電池ボックス配置

 配線はこんな感じになります。良い感じに空間があったので、干渉のために弄ったのはコードが通る部分とポリキャップの軸だけです。
電池ボックス解説
※断面図
 電池ボックスはプラ板と切った後のLEDの足、シンチュウパイプで出来ています(今回はスペースの都合で抵抗もくっついてます)。
 箱組みしたプラ板の中にナナメのミゾがあり、そこにLEDの足が通ってターミナルになっています。ターミナルの先にはシンチュウパイプをくっつけていますが、これは接続をユニット化して取り外しを出来るようにするためです。配線は意外と固いですから、なるべくならシステムは短くして取り回しを良くしたいのです。
胸部干渉部分カット

 最後に電池ボックスが干渉する部分をカットします。すると左右リブ受けの剛性が無くなるので1mmプラ板でフタをして補います。この部分に意地でもこれ以上手を付けたくないがために、抵抗の取り回しで1.5日くらい四苦八苦しました。結果、小型抵抗が手元にあったので解決できましたが。あぁ地方民の悲しみよ……。

 次回はまたちょっと開くと思います。……習作なのにコレでいいんだろうか?。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    こんばんは。

    久しぶりの更新楽しみにしておりました。
    この度はゲルググなんですね!
    北米仕様との事で、陸戦型ゲルググに近いような仕様なのでしょうか。
    どちらにせよ、大変気になります。

    モノアイ発光にウェザリング。
    かなり格好良くなりそうですね!
    製作者様のウェザリング仕様の作品をまだ拝見した事がないので、非常に楽しみです!!

    私は真似ができないものだと思いますが勉強させてもらいます。
    因みにHGUCのゲルググは私もわりと好きです。惜しい点はありますが、アニメ版のゲルググをしっかりと体現していますよね!

    次回も楽しみにしております。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      名前については、色をそんな感じで塗るということでつけたんですが、仕様変更もするのでそっちが「北米仕様」と取られるんじゃないかと思い、そのうちタグを修正しようと思っています(汗)。

      ウェザリングは雰囲気を出すためのパステルや小物フィギュアの絵画的塗装くらいしかやっていなくて、きちんと取り組んだことが無いので今回勉強のためにやろうと思います。まだイメージがフワフワしているので、今回で何か取っ掛かりを掴めたらと思います。

      キット自体の加工は今回少ないと思いますが、一つでも足しになれば幸いです。
      HGUCのゲルググは出たタイミングが比較的遅かったので、アレンジの少ないニュートラルな造形となっていて、その分色々できるのが楽しい所だと思います。久しぶりに「余裕があればまた造りたい」と思えるキットでした。

      更新は遅いと思いますが、これからゲルググの進捗楽しんでいただけたら幸いです。