2019年6月7日~12日

 少し間が空きました。今回は武器の製作、これですべてのパーツが揃います。
 それではどうぞ↓。

・HGUCイフリート(シュナイド機)の進捗
ショットガン

 非常に出来が良いので合わせ目を消したのみです。

腕部マシンガン/センサー

 センサー部分を刳り抜いてクリアーパーツを入れられるようにしました。使用したのはH・アイズの4mmです。

腕部マシンガン/シールド受け

 シールド受けは今回使わないのでフタパーツを作って塞ぎました。接着していないので、何らかのシールドを装着したい時は外すことができます。
 モールドは折りたたみのレバーをイメージ、中央の部分を立たせて回転か、向こう側まで倒すことで何らかのアクションをします。多分弾倉の強制排除あたりでしょう。

腕部マシンガン/銃身造形

 待ち時間に行う、オマケ工作です。以前作った時のように内部の銃身を造形しました(今回は3本×3セット)。ただ今回はシンチュウパイプではなくプラ棒を使っての造形で、扱いやすさを向上させています。銃口は一つ一つ0.6mmのドリルで彫っています。

腕部マシンガン完成

 すべて組んだ状態です。今回センサー逆側のガードは厚みを活かすためにエッジを立たせました。

ヒートランス/ハンドガード

 カドにRがあるのが大変でした。エッジだったら普通にプラ板を接着するだけでいいんですが、今回は内側のRをキレイに出すために型に薄いプラ板を接着後、外を貼り重ねて強度を確保、のちに整形という手順を踏んでいます。やった後に思ったんですが、「普通に作ってから内側R箇所にパテを盛って、そこにパイプを当ててRにする」の方が良かったですね……。

ヒートランス/バスケット

 柄と基部を繋ぐ部分はポリパテを側面型で挽く方法で造形しました。今回は長い部分で1cmあるかないかなんですが、このくらいだとエッジを出したりするのがつらかったです。この方法はもう少し大きいスケールが向いているようです。

ヒートランス/重心調整

 デザイン上トップヘビーになり持たせづらくなる事が予想されるので、柄下半分にはガン球(武者烈伝ではない)を仕込んで少しでもグリップ付近に重心が寄るようにしました。柄がシンチュウ製な事もあり、全体でかなりヘビーになっています。

ヒートランス/グリップ固定

 上述した通りかなりの重さなので、右握り手と接続できるようグリップに金属線を生やしました。素立ち以外で使う事は無いので最終的に接着してしまおうと思っています。あと余計に動かないよう手首の軸をプラパイプで太くしています。

ヒートランス完成

 完成状態です。刃や基部部分はPCで作図した物をプラ板に出力するいつもの方法で作ってます。ちなみに今回は強度を優先して折りたたみギミックは再現しませんでした。ロック方法も分からなかったし……。
 デザインは各資料を参考にしつつ刃先端をハルバードやバルディッシュのように鋭くアレンジしランスの名に相応しい様にし、細部も実際に有ったらを想定してデザインしています。

リスト強化

 グフカスタムの手首に対しイフリート/NAOKI版ブルーディスティニー以降系の小さいハンドパーツはジョイント球が小さくゆるゆるだったので、カフスパーツ内側、ポリパーツと接する面にプラ板を貼り、さらに瞬間接着剤でコブを作る事でジョイント球への押し付けを強化しました。

ハンドパーツブラッシュアップ

 銃持ち手と開き手は抜きの関係やら強度対策やらで造形が物足りないので、掘り込んだり盛ったりでブラッシュアップしています。

銃持ち手角度変更

 ウニョっと伸びてる軸がやっぱり変なのでストレートに修正、その代わり外側に付け直す事で手首を内寄りにしました。軸自体も太くして隙間が目立ちにくいようにしています。

ハンドパーツ完成

 完成した手首達です。リストの強化だけではまだ緩いので、ジョイント球を瞬間接着剤でコーティングして一周り大きくしています(というかこれで足りなくてリストを強化した)。

 パーツが揃い、次回からは表面処理です。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    おはようございます。

    更新楽しみにしておりました!!
    お世話になり有り難うございます。

    シュナイドのメイン武装ヒートランス凄い完成度ですね!!!
    驚きました!少ししか画像もありませんが、ここまで細かく造形を再現してもらえたのは、本当に感激です。

    大きさも本体にきちんと合わせてもらっていますし、曲線もあんなに綺麗に。。。
    しかも重さのバランスまで。
    嬉しいです。

    色がまたどのように武器の方も着いていくのか、こちらも非常に気になり楽しみです!!
    個人的には金属色の綺麗な感じで期待しております。

    余談ごとですが、ヒートランスを持つ少しマッチョになったイフリートを見ますと、三国志に登場する武将の誰かっぽいですね^ ^
    武器が武器なので関羽、張飛、夏侯惇あたりとかに見えます笑
    イフリート自体が鎧を身にまとっているようで。

    ハンドパーツと接着予定とのことですが、私の我儘で申し訳ありませんが接着せずでは難しいでしょうか?

    ここまでヒートランスを丁寧且つ見事に再現されていますので、武器だけの状態でも眺めたいのです。。。
    そこにハンドパーツのみくっついていると少しシュールというか。

    あとはないと思うのですが、もしこれから飾らせてもらう場合にも、ヒートランスを持たない場合という選択肢もあれば更に嬉しいですので。。

    三連マシンガンの内部の方もグフ・カスタム同様こだわっていただき有り難うございます!!
    ハンドパーツもそれぞれ非常に嬉しいです。

    有り難うございます。
    次回も楽しみにしております。
    宜しくお願いいたします。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      ヒートランス、気に入ってもらえて良かったです。
      デザインは画像を検索した際に出たランスを振り抜いたシーン(ゲーム「ガンダムオンライン」の画像ですね)のランスが先端が長く尖っているように見えてかっこよかったので、そこを目指して造形しました。サイズ感が分かるように手書きで一度描いてからPCで作業したりもしています。
      重さ/重心はここ最近のテーマみたいなものでして、少しでも扱いやすくなるように工夫していきたいと思っています。

      色については自分も金属色を想定していました。綺麗/さわやかかは微妙ですが、ゲームCGのような金属感の出た塗装にしたいと思っています。ヒント:前回の経験。

      中国武将っぽいのはショルダーアーマーの曲線が起因しているんでしょう。兵馬俑とかで見るスケイルアーマーっぽいんですよね。

      接着不要、了解しました。保持力に関しては接着しなくても問題なく、取り回しを良くたくて接着しようと思っていましたので。こちらの写真撮影もしやすくなるので少しありがたいです(笑)。

      三連マシンガンはヒートランスを製作させていただいたので、そのお礼のようなものでした。ボーナスパーツですね。時間配分の都合上やってもやらなくても他に影響はありませんでしたし。
      ハンドパーツはいつもの感じですが、しっかり作業させていただきました。ただ、毎回埋まったディテールを弄っているとゲンナリしてくるので、自作ハンドパーツを作って複製して使用しようかと思っています。

      ここから表面処理、塗装なのでまたしばらく更新できないと思いますが、綺麗な色をお届けできると思いますので是非、お楽しみにしていてください!

  2. 匿名 より:

    こんばんは。

    大変お世話になっております。
    お忙しい中、ご連絡有り難うございます!!

    ヒートランスのお礼に三連マシンガン。。。
    こちらこそ恐縮ですm(_ _)m
    本当に感激です!

    ハンドパーツの自作、握り拳もキットの物は中央に穴が開いたりしていますし、何も持たせない握り手なら穴のない造形の物とか格好良さそうです!!
    自作ビルダーパーツですね!
    製作者様の物ですと複製されたら販売できそうですね笑
    購入したいと言う方も沢山できそうです。

    本体含めカラーリング、この度も非常に楽しみです!!
    設定通りで宜しくお願いいたします。

    以前お話ししていました両肩のスパイクアーマーですが、何となくイメージしていましたら太腿の白っぽい色の方がやはり合いそうな気がしております。
    あくまで私の見解ですが。
    最終的にはお任せいたしますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      自作パーツの販売は夢ですね(笑)。しかし最近良い商品が出ていないのできちんとやれば結構いけるとも思っています。

      スパイクアーマー、了解しました。色味とのバランスを見ながら検討していきます。