2019年6月18・19日

 今回はエアブラシ塗装と細部の細工、塗装です。今回でコート前の塗装は終了です。
 それではどうぞ↓。

・HGUCイフリート(シュナイド機)の進捗
サーフェイサーラスト

 最後まで処理していた分のサフです。やはりフルスクラッチの部品や加工したパーツは手間が掛かりますね。

グレー2回目

 バックパックのオレンジをマスキングしてグレーをl吹きます。

ホワイト2回目

 前回のサーフェイサー後軽いキズ(サフを吹かなくていい位のキズ)があったパーツです。

ブルーグレーラスト

 先ほどサフを吹いた太ももの塗装です。このパーツは加工したキズがあったりダイナミックな造型でヒケが出てたりしたので時間が掛かりました。

ガンメタル別バージョン

 ショットガンの本体部分の塗装は三連マシンガンに使った物とは別のガンメタルを使用しました。これはクレオスのスーパーシルバーと黒を混ぜた物で、あちらよりシルバーみが強めです。このスケール感ならかなりリアルなガンメタルになります。

メタルブラックラスト

 丸モールドをマスキングしたヒザと穴があった銃持ち手首の塗装です。

アイアン

 ヒートランスはリアルさを重視して鉄門のようなアイアンです。この色はクレオスの8番シルバーと黒、少量のクリアーを混ぜたものです(クリアーはざらつき防止のため)。きらめきが無くかなり地味な色ですが、スケールを考慮するとかなりリアルなので自分は好きです。ただ、今回はリアルさと共に見た目の分かりやすさも出していきたいので、この後一工夫します。

ヒート刃塗装

 今回もヒート状態を再現して塗装しています。薄黄色で下地を作り、外周に蛍光オレンジイエローをグラデーションになるよう塗布、仕上げにフチに蛍光オレンジを輪郭の様に吹いて完成です。分割して設計すると塗装がやりやすくて良いです。

赤熱塗装

 そして今回はもう一つ上の表現、基部部分に蛍光オレンジを吹いて赤熱させました。刃とは別ユニットですが、伝導熱で熱くなるだろうという考えです。やっている人を(多分)見た事無いんで、結構な盲点だと思います。



 目に痛くならないギリギリの明るさと鮮やかさを持つ紫です。ギラギラしないよう青に振っています。

濃紫

 紫と同じ塗料を暗くハッキリした色に調整しています。写真ではちょっと色が出ていませんね(汗)。

グレーラスト

 肩アーマー内側は関節色で塗るかこちらで塗るか迷いましたが、外の丸モールドのグレーと繋がりを持たせると良さそうなのでこちらで塗りました。

塗り分け下地作り

 このパーツ達は濃い色の上に白やオレンジを塗らないといけないので、発色を良くするために真っ白にします。使用しているアルティメットホワイトは、クレオスとガイアノーツの白の中で一番隠ぺい力が高いと思われる塗料です。普段純白は塗らないし、調色にも使いませんがこういう時は白サフより役に立ちます。ツヤツヤのまま少ない塗り重ねで発色するこいつは中間下地として最強だと思います。

ホワイトラスト

 というわけでホワイトラストです。基本的にホワイト系の下は全部アルティメットホワイトを塗るといいかもです。

オレンジラスト

 こちらもラストです。こういう小さい所は塗り重ねの段差が馬鹿にならないので、塗膜を薄くするための下塗りはかなり大事になってきます。
 これでコート前のエアブラシ塗装は終了です。

ヒートランスパイピング

 ランス上部のパイプには手芸用の丸ゴムを使用しました。メタリックな質感を持ち良い感じのカーブになるのでパイピングにかなり向いていると思います。ぶつけても破損しないですしネ。

金属質感表現、露出?

 この部分、CGではツライチで丸モールドがあるんですが、強度の関係でミゾを入れられず、塗り分けで表現する必要がありました。そこで、簡単に塗り分けられるよう金属を埋めて後に塗料を剥がす方法でやる事にしました。そのまま使うことでワンポイントにもなっています。

ヒートランス金属化

 上述の通りランスに使用したアイアンはそのままでは地味です。ですが、一工夫する事で一気に金属らしさを上げることが出来ます。それがこのドライブラシです。エッジや一部面にシルバーを入れる事で金属っぽさを訴えていきます。よくあるCGモデルでの金属表現の模倣ですね。この方法でリアルかつ上品に金属感を出すことが出来ます。
 ドライブラシに使用するシルバーですが、下地を侵さず拭き取りも可能なエナメル塗料を使用するのがオススメです。アクリルだと少し乾燥も早いですしね。使う色はシルバーの中でも粒が小さく光らない物が悪目立ちせず良いです。今回はタミヤエナメルのフラットアルミを使用しています。

胸部カメラ塗装

ここも分かりやすさを求めてCGモデルや藤岡建機氏のイラストを参考に、発光したようなカラーを塗りました。このくらいのスケールだとヘタにクリアー化するより良いかもしれません。

細部筆塗り

 オレンジの中のグレーや黒で塗りつぶしたい所をアクリル塗料で塗っていきます。
 これで細部塗装も終了、次はスミ入れとデカール貼りですね。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちは。
    お世話になっております!!
    この度も更新、大変楽しみにしておりました!!

    本体パープル、明るく綺麗でめちゃくちゃ格好良い色です!二色とも。
    鮮やかな色ですから、いつもよりもう少し艶を抑えた感じのトップコートとか似合いそうですね!勝手な想像ですが^ ^

    その他の各色もとても綺麗な色を選んでいただきとても嬉しいです!

    ヒートランスの刃と赤熱の部分は取り外せたのですね‼︎赤熱表現たしかに初めて見たかもしれません!
    1/144のサイズでこれを表現するって凄いです!!ヒートランス組み合わさった物を見るのが楽しみです。

    いつも楽しみですが、この度のイフリートはカラーリングも派手ですし、完成した時どんな感じになるのか……ほんと胸が高鳴ります!!

    次も楽しみにしております。
    宜しくお願いいたします!

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      今回のパープルはハッキリした色ですから、ツヤを消してしっかり色を見せるのも良いと思います。つや消しの粒子で落ち着きも出ますし。

      ヒート兵器の表現はこれで少し何かを持てた気がします。やはりこういう遊び心が大事ですね。最近忘れていたので、これからは胸に刻んでやっていこうと思います。

      自分はこのカラフルなパーツがしっかりまとまってくれるか、少しドキドキしています(笑)。ただ、自信もしっかりあるので完成を楽しみにしていていただきたいです。

      あと少しで完成です。お楽しみに!