2019年8月22日～26日

　またまた久しぶりの更新です。今回は下腿の作業全般です。ホントは完全に完成してからまとめたかったんですが、作業が多くてちょっと無理でした。
　それではどうぞ↓。

・HGUCペイルライダー(陸戦重装備仕様)の進捗
ヒザダクト造型

　下部の欠けているエッジを補填して表面をキレイにしました。内部も塗り分けしやすいようスジ彫りを深くしてます。

ヒザバンダイエッジ処理

　ヒザの欠けもすべて補填しました。

裾処理

　裾のエッジは設定に合わせて単純化しました。ラウンドしている部分は厚みが違うので、そこも他と同じになるように内側を削っています。

スネディテール修正

　抜きの関係で四面になっちゃってるので側面を繋いで三面構成に直しました。周りにスジ彫りも彫っています。

ヒザ五角形スリム化

　ヒザ側面のディテールは薄くして印象を弱めました。これは設定画の再現でもありますが、全体にある主張の強いディテールを調整する事でイロモノっぽさを薄くする狙いもあります。

ふくらはぎスラスターミニディテールアップ

　スラスター内部の凸に小さい穴を掘ってよくあるロケットエンジンディテールアップ風にしました。個人的にはあまり好きじゃないディテールアップですが、今回はお手軽だったのでこれで。

ふくらはぎブロック位置変更加工

　フクラハギスラスターは接続すると本体と上部で段差が生まれ、あまり見栄えが良くないので位置を下にずらして修正しようと思います。
　加工は元々のリブを切り取って下部を1mm程削るだけです。ただこのままだと接着必須なので、上部のリブの根元にプラ板を被せて貼って位置変更に対応した新しいリブを作っています。

　比較するとこんな感じです。上部の段が無くなって自然な流れになりました。

ふくらはぎブロック分割

　キットの構成だと中間の塗り分けが大変で、しかも上部、中間、下部で厚みの整合性が取れていないのですべての問題を解決するために上下で分割しました。上下の結合はステープル形状の中間に任せます。

ふくらはぎブロック造型

　形状は中間部分を抜いて下部縁のナナメを切除、上下とも厚みを統一する様に側面を削りつつ形状を単純化、先端にプラ材を貼って形状修正、上部段差を0.2mmプラ板で大型化しメリハリを付け、上部後端に0.5mmプラ板を貼って接続部の隙間を少なくしました。上下のカドは仮でカウリングっぽく丸めています。

ふくらはぎスラスターメカ部分造型

　スラスター後部にプラ板を貼って、切り取った中間部分を復活させます。これで塗り分けが楽になって位置関係も再現できました。

ふくらはぎブロック完成

　完成です。結構変わって、色合いも相まってかなりかっこよく見えます。まぁ塗装しちゃえばわからなくなっちゃうんですが……(泣)。

ヒザ裏プレビュー

　こういう空間はいつもは目立たないためそのままな部分ですが、今回は塗りの関係でかなり目立ってしまうのでなんとかします。造形的にも引っかかる様になりましたしね。

ヒザ裏加工

　対処は単純に、空間を埋める方向でいきます。今回は設定画に有って再現されていない、ふくらはぎフレームを造型し空間を埋めました。ヒザ関節に接着する事で可動時に邪魔にならない様にしています。さらに右写真丸部分のように追加部分がストッパーとなる事で矢印部分が接触しないようにもなっています。

ヒザ裏完成

　良い感じに埋まってディテールアップもできました。

ふくらはぎ隙間埋め

　組んだ時に本体とふくらはぎブロックの隙間からヒザ関節パーツが見えてしまうので、プラ材を貼って隙間を小さくしました。これで見えなくなります。

ふくらはぎサイド加工

　形状は気にならないんですがちょっと厚いのが気になります。そこを修正し、どうせ弄るならついでに形状も変更しようと思います。

　バンダイエッジ分の厚みを残して削り、端を1mm切り取って上下もストレートな形状に変更しました。ここに任意の厚みのプラ板を貼り削って完成です。

サイド厚み前後比較

　0.5mmプラ板を2枚貼って削り出しました。かなりシャープになり、「板」と言い張れる様になりました。

ふくらはぎサイド完成
　
　加工前と比べて、かなり単純な形状になりました。これもイロモノ臭を消すための加工です。

　まだ脚部は終わらなそうです。

 
　今日は以上です。

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