2019年9月9日~13日

 五日ぶりの更新です。今回で腕部を終わらせたかったんですが、作業量が多くて無理でした。
 というわけで今回はヒジ周りと篭手(前半分)の作業です。
 それではどうぞ↓。

・HGUCペイルライダー(陸戦重装備仕様)の進捗
ヒジストッパー

 ヒジの可動域が狭くなり前腕との干渉が生まれたので、ストッパーを設けてぶつからない様にしました。

前腕ラックディテールアップ

 前腕にあるラックは今回構造上使えないので、潰してディテールアップしました。中にポリ部品も入ってないですしね。

ヒジ関節ディテールアップ

 設定の形状に似るよう頑張って弄りました。ついでに変な位置にある可動部の形状が浮かない様にもしています。

 単体で見るとこんな感じです。パッと見関節が増えて見えますね。

ヒジ当て基部彫り込み

 一体化している部分に彫り込みを入れてパーツ構成を明示しました。

ヒジ当て作業前後比較

 C面分薄くし、中をくり抜いてフチを薄くしました。表面にあるスジ彫りは、考えても意味が浮かばなかったので埋めました。これで前腕の作業は終了です。

篭手プレビュー

 かっこよくてディテールも良いんですが、1パーツ構成で再現度が低いので、そこを直していきます。

篭手分割

 脚部の時と同じく作業をやり易くするために前後で分割します。ついでに塗り分けも楽になりますね。いい感じにダボが前後に一つずつあるので固定は問題無しです。

篭手前方側面角度変更

 抜きに備えて削がれている側面を0.3mmプラ板を貼って復帰、プラ板のフチめがけて削って角度を少し急にしました。これで先端部分と角度が揃います。

篭手前方フチ延長

 先端パーツを包み込むためにプラ材で1.5mm先端を延長しました。

篭手前方アウトライン形成

 設定に合わせて形状を変更しました。四つ同形状を作るため、プラ板でテンプレートを作って作業しています。

篭手先端造形

 先端は0.5mmプラ板で底を作ってから下面ごと刳り抜き、改めて0.5mmプラ板で下面を作って大型化しました。下面のスロープはパテで作ります。後部には固定用の爪をプラ材で作っています。
 銃口にはハイキューパーツのメタルパーツを使用しています。色も黒くて良い感じなので、塗装せずこのまま使おうかと思っています。

篭手前方内部パーツ

 隙間からチラ見えするメカ部分はプラ板とポリパテで作りました。ダボ受けを避けた形状ですが、底に敷いてあるプラ板は避けずに下敷きになり篭手を0.5mm底上げします。これで下面に0.5mmプラ板を貼った先端パーツが干渉しなくなります。

篭手前方パーツ固定方法

 篭手前方パーツの固定は中央のダボ受けを挟む形で行います。先端パーツの爪はちょっと弱々しいですが、接着時に有ると無いとじゃ強度が全然変わってくるので侮れません。有ると仮組みもやり易いですしね。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    この度も更新お待ちしておりました。
    有り難うございます!!

    各改修点、本当によく練られ考えていらっしゃいますね!!
    私などはしても、せいぜいあとハメ加工くらいのものでして…笑
    ほぼ説明書通りです。

    でもこうして様々なアイディアを拝見していますと、勿論勉強にもなりますが、これだけ引き出しがあれば、日常生活の中でも役に立つヒラメキが生まれるでしょうね!
    私のカチカチの頭ももう少し柔軟にしなければなりません。

    肘関節や篭手先端の別パーツ化、目立つ箇所ですし格好良いです!有り難うございます。

    次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      気にならないならそのまま作るのが一番健全だと自分は思います。意外と他人はそういう所気にしませんしね。特に色を塗っちゃうと顕著。

      意外と作業していない時はそういうの生まれないんです。ガチガチの現場主義(意味が違う?)で、その時やっている事しか考えないので、作業していない時はそういう想定/架空の話を考えたりする事は無く、すべて直面してから考えてます。私も頭が固いんです。
      その分ムック本等はよく読んで自分に無い知識をきちんと頭に入れる様にしています。

      ヒジはなんでこんな設定無視の方向なんでしょうね? オールガンダムプロジェクトの時より悪いです。これもアクション優先の時勢なんでしょうか……。
      篭手先端は構造を再現するため、結果的に別パーツになりましたが、これで塗り分けが簡単になります。塗り分けの何が大変って、マスキングじゃなくてその後剥がした時の修正なんですよね。これを一切心配しなくていいのはかなり精神的に楽です。

      次回で篭手は完成しますが、両方揃えられるかは……。お楽しみに!