2019年11月21日~24日

 今回でようやくすべてのパーツが揃います。
 それではどうぞ↓。

・RGト-ルギスIIIの進捗
サーベルホルダー干渉回避

 形状変更した保持アームとサーベルホルダーが干渉するので、ホルダーの位置を下げて干渉を減らします。

 方法は軸を移動させるやり方を採りました。そのまま穴を塞いで軸打ちだと軸が合わせ目の部分に位置し強度と精度が出せないので、深めに抉って土台すべてをコンバートしてから軸を生やしています。

サーベルホルダー比較

 軸を1mm上げたので1mm位置が下がりました。完全な干渉の回避は無理ですが、元々デザイン上アームはあまり動かないので、こんな感じの塗装剥げ回避でOKです。

シールド先端裏

 シールド先端の白部分の裏はダクト裏の肉抜きを埋め、その横の段差のラインをシンプルに変更し、平面部のパッドディテールを除去、マイナスモールドになる穴も埋めました。表面の青いパーツを入れる箱のイメージですね。

シールド上部ダクト

 上部ダクトはルーバーを整形し、枠のバンダイエッジを削り取りました。

シールド側面整形

 こちらもバンダイエッジを削り取りました。上部のラインに合わせて、各エッジは尖らせ過ぎない様にしています。

シールド側面ダクト整形

 側面のバンダイエッジを削り、底を深くしてリップを薄く、さらに薄く見えるよう斜めに削りました。底部分は黒く塗って奥行きを演出しようと思っています。

シールド先端パーツ整形

 ここは一番右の画像の様に、内側と外側のラインが素直に繋がっていないので、プラ材等で補填してから削ってシンプルなラインにしました。バンダイエッジと先端に関しても補填して尖らせています。……写真だと分かり辛いですね。

シールド完成

 設定とは変わってないけど、キットからは変わりました。……どうやってこの中にヒートロッド入れてんでしょうかね?

ヒートロッド整形

 ヒートロッドは各コマパーティングラインを削り、上下先端をバンダイエッジ分斜めに削ってシャープさを出しました。

ヒートロッド完成

 先端パーツは元々シャープなので、各コマを整形したら完成です。形状的に扱いやすくて良いです。

手首

 パーティングラインをキレイにし、握り手は親指を掘り出して、存在しない人差し指のミゾを彫って、サーベル持ち手の肉抜きを埋めて、開き手の水かきを切除しました。
 
パーツ整形終了

 すべてのパーツが揃いました。なんだかんだで時間が掛かりました。ここまで可動調整をするとは……。まぁ楽しかったし、色々学べたので全然プラス収支です。
 
 次回から塗装編ですね。今回はシンプルな塗装なので比較的早く進むと思います。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    お世話になっております。

    各所のパーツ整形、有り難うございます!!
    シールド先端の肉抜き埋めや、シールド側面のダクト整形など、わりと目が行く場所ですので嬉しいです!
    ダクトの底を黒くしていただけるのとか、細かい箇所ですが全体的に見ると完成度がアップする所だと思いますので楽しみです。

    シールド良い感じで変わりました!
    ヒートロッドがどうやってこの小さなシールドの中に収納されているのか本当に謎ですね…

    全体写真のアップ有り難うございます。
    こうして拝見すると、やはり首の延長、武器のアーム部分のスッキリ感、設定通りの右ダクト無し等が際立って格好良いです!!

    色々各所を練って良いアイディアを出していただき、大変な改修本当に有り難うございました。

    次回からの塗装も楽しみにしております。
    宜しくお願いいたします。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      シールドは地味に手を入れた所ですね。写真で見ると気にならないが、実物を見ると気になる感じでした。前回のペイルライダーの肩と同じですね。
      ダクトの底は抜いてしまうのが良いんですが、小さいスケールだと抜いても奥まで光が届いてしまいかっこよくならないんですよね。なので今回は黒塗りで対応します。側面がもう少しまっすぐなら設定通り二重にできたんですが……。

      カトキさんはこの辺“わかってて”設定しますからね。アルトロンの無限に伸びるドラゴンハングとか。演出ありきなわけです。この辺分かってないで設定に深く絡む部分でやらかしてしまうのがSEEDですね。

      胸ダクトは半分好みですが、首の延長とアームの形状変更はかなり効いてますね。既製品のオモチャが作品になった感じというか……。収まりがよくなり満足です。

      今回の工作では普段使わない部分の頭を使いました。ただ、自分の中で立体はただ触れるだけじゃなく、もう一歩踏み込んだ、触る事で起こるアクションが大事だと最近思っています。その辺を実施できたのは非常にうれしく、また完成した物は触って楽しい物となりました。まだ製作は続きますが、今回このキットをご注文頂き本当にありがとうございました。

      次回からは塗装編。今回はいつもとちょっと違うやり方になります。お楽しみに!