2020年1月6・7日

 ご無沙汰でした。新作の作り方を考えるので一ヶ月使ってしまいました。
 今回から「Figure-rise Standard オメガモン(AMPLIFIED)」を使用して『オメガモン・マーシフルモード』を作っていきます。ホントは正月商戦に出す予定だったんですが……。
 それではどうぞ↓。

・オメガモン・マーシフルモードの進捗
組み立て時の注意

 胸部の模様はパーツ分割で再現されていますが、嵌め合わせがきつくて一度組むと壊さずには外せないので、無理抜き形状になっている部分を予め削っておきます。

三面図

 仮組みした印象ですが、個々の形状に色々思う所はありますが、バランスは悪くありません。今回はこのバランスとアレンジの方向性を活かしつつ形状を変更していこうと思います。

ボディプレビュー

 腰部分がボールジョイント、腹部に前後可動軸がある構成です。腹部フレームがちょっと太く感じるので薄くし、ボールジョイントが外れやすいので軸に変更してその分の可動を補う工作をしていこうと思います。

ボディフレームプレビュー

 実際にはこんな感じの構成になっています。下部の前後軸はダミーで、上部可動軸で前後にスイングしています。その上の部分が鎖骨を避けて首付け根を支えているフレームですが、ここのスペースを利用して左右スイング機構を仕込もうと思います。

腰部ジョイント変更

 まず腰のジョイントです。軸可動にするためボールを切り飛ばして3mm軸を植え、対応するポリキャップも軸用の物に変更しました。使用したポリキャップはキットの余りです(このキットは久しぶりにポリキャップがたくさん余って懐かしい感じがします)。

腹部フレーム加工

 腹部フレームは中央で2mm詰めて前方の形状を単純化、設定のデザインにあるファスナーディテールっぽくプラペーパーで帯を入れました。下部のポリキャップ受けは干渉部を削ってパテを詰めて固定しています。

腹部関節強化

 腹部の軸受けですが、内側が切り欠かれていて実質側面の縁で摩擦を確保している状態なので、切り欠きにエポパテを詰めて摩擦を増やしました。これで渋みが増え、さらに負荷が分散されて強度も上がります。

胸部フレーム加工

 可動軸付近を切り取り、画像の様に加工して前後可動しつつ左右可動用の軸を設置します。ここでも中央で2mm詰めています。
 左右スイング用のパーツはよくある3mmポリキャップのプラスチック自作版です。軽かったらポリキャップを使ってもいいんですが、そこそこ重いのと経年劣化を避けるためにプラパーツにしました。

胸部軸受け

 軸受けはKPSのランナーを重ねた物を使用しました。背中側の受けはプラ材で土台を作ってから貼っています。
 矢印部分には0.5mmプラ板を貼り、腹部フレームが回転しない様にしています。

ボディリザルト

 可動フレームの調整が終了しました。腹部が細くなり、左右に大きく振れる様になりました。ボールジョイントを廃して軸可動にした事でかなりかっちり動く様になっています。

首付け根作り直し

 首付近のフレームは鎖骨を避けている部分を切除、上面を平らにしています。首については後ほど新造するのでここでは手を付けません。
 オレンジ矢印のプラ材は胸部パーツとの隙間を埋めて剛性を高めるための物で、緑矢印はリブ受けの下を塞ぐことで剛性を高めるための加工です。この加工でこれと胸部装甲だけでもがっちり組めるようになります。

鎖骨加工

 肩軸受けが胸部パーツと干渉してほとんど動かないので、干渉部分を切り取りました。まぁこの後の装甲造形で死ぬ可能性も大いにありますが。

股関節新造

 可動のために削れている部分があり、そこを直すよりアフターパーツを使った方が早いのでホビーベースの関節技球体ジョイントの10mmを使用して新造しました。軸の付け根の白い帯は追加した受けパーツと隙間が出来ない様にするための物です。軸に被せたプラパイプは先端を1.5mm空けておき、後ほどネオジム磁石を仕込みます。これで左右ジョイントが吸着されて容易には外れなくなります。

股関節受けパーツ追加

 関節球が小さくなったので、隙間を埋めるためにプラ製のディテールを追加しました。股関節軸の白い帯はこれとの隙間を埋めるための物だったんですね。


 今日は以上です。


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