2020年1月8日~12日

 久しぶりの更新です。今回は股関節可動の強化と右肩アーマーの取り付け方法の変更、上腕の新造です。
 それではどうぞ↓。

・オメガモン・マーシフルモードの進捗
股関節改造前

 関節球が変更されている以外はいたって普通の股関節です。通常ならこのままでいいんですが、オメガモン・マーシフルモードには劇中脚をクロスして決めるシーンがあるので、改造して足先が内まで動く様にしようと思います。

股関節改造後

 まずは受けです。ウェーブのプラサポのリングとそれに刺さるダボ、対応するポリパーツで構成されています。不用意に動かしたくないのできつく調整しますが、そのまま貼っただけではその負荷に耐えられないので、外装から受け中心を通して外装へと1.5mmの芯を通しています。軸には関節技球体ジョイントのランナーを使用しています。加工性、強度共にお墨付きです。
 開口はギリギリまでやりますが、隙間が大きければそのうち何とかしようと思います。

 こちらは新たに設置するフレームです。プラパイプにプラサポを貼ったのが基本で、そこに補強や可動制限の為のプラ材を貼っています。

股関節比較

 関節を仕込む事で、関節球から真下に一直線だったヒザがふんどしの下に来る様になりました。ここまでできれば余裕で脚をクロスできます。

右肩アーマージョイントプレビュー

 素立ちでもちょっと、ポーズを付けるとかなりきついです。ボールジョイント一個で動きが硬いのと、生えている場所が中心からずれているのが厳しいです。今回はそこを直していきます。

右肩アーマー側受け加工

 まずアーマー側ですが、ポリパーツ受けが長くて干渉が大きいので、飛び出ている部分を切り取ります。またポリパーツも同様に長いので短く切り詰めておきます。

右肩側ジョイント加工

 軸をダブルボールジョイントにして、受けを肩に埋め込みました。ポーズ時にカッコいい角度に来るよう、受けの位置は外に2mmほど移動しています。受けと下側のボールに使用してるのは関節技ボールジョイントです。軸は作業前と比べて2mmほど短くしてあり、アーマーがより密着する様にして設定画の印象に近付けています。

右肩アーマー比較

 ……よくわかりませんね。辛うじて位置が下がっているのが見えるくらいでしょうか。まぁ、本番はポーズを付けた時という事で……。

鎖骨部追加工作

 肩の工作時、前回した工作分フレームが動いていない事がわかったので、干渉する部分を削りました。

胸部フレーム強化版

 動かしていたら軸として生やしていたプラパイプが折れたので、新設計の強化型にパワーアップさせました。軸をプラ棒にし、位置合わせと固定をバッククロージャー(パンの袋を閉じるやつ)に似た板で行う方式にしました。こういう余剰パーツを使う設計はプラモ(特にバンダイの)では見ないものですね。軸は今回こそ折れて欲しくないので、前回独立していた補強用シンチュウ線を左右で貫通させました。これで頑丈なタミヤ製3mmプラ棒が折れない限り大丈夫です。

上腕プレビュー

 アレンジどうこうでなく、まるっきりデザインが違うので新造します。

上腕準備/フレーム加工

 新造する上腕はプラパイプで構成するので、上部の四角い部分は切除して干渉を避けます。軸下部分が細いのでパテ粉+瞬着で補強しておきます。

新造上腕+フレーム

 マーシフルモードのデザインに則した上腕です。ただ、そのままだとアレンジされたヒジ関節との間に空間が出来てしまうので、空間埋めのためのパーツを製作しました。前腕側のフレームと意匠が揃う様にしています。
 上腕はプラパイプを組み合わせた物の上にポリパテを型で挽く方法で作りました。ただポリパテでは表面が詰められず経年劣化も心配なので、表層手前にタミヤの光硬化パテ、表層にガイアノーツのUVジェルクリアを使用してその辺りの問題を解決しました。UVジェルクリアは硬いので磨くにも最適です(薄いと剥がれやすいですが)。

上腕完成

 完成した上腕(+フレーム)です。ようやく形状の変更に手を付けられました。これからどんどん変えていこうと思います。


 今日は以上です。


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