2020年3月8・9日

 ようやく頭を使う所(アドリブな部分)を抜けました。今回は腰の完成と脚部/太ももの製作です。
 それではどうぞ↓。

・オメガモンマーシフルモードの進捗
腰部ツノの作り方

 腰のツノは一個だったらぶっつけでプラ板にパテ盛って作るんですが、今回は二個同じ形が欲しいので、量産できるようにします(ホントは複製するのが一番だけど……)。
 作り方としては各面をブロックとして作り、最後に組み合わせるという物です。これで任意のツノを作れます。

腰部ツノ型その一

 まずは基準となる部分(今回はツノ上部)用の型です。前回作ったラピッドを複製し、中間の折れラインで分割し上側の物にプラ板を貼って外形を作ります。ここにパテを盛って上二つのパーツを作るわけですね。

〃その二

 こちらは下を作るための型です。前回のラピッドをそのままコピーして使用します。ちなみに二つの型は重ね切りで複製する際に軸を通せる穴を開けて作ったパーツを固定できるようにしています。

腰部ツノパテ盛り

 上部型にパテを盛り、それが硬化したら荒削り後下部型に取り付けてもう一度パテを盛ります。使用しているパテは面が混じって判らなくならないよう、隣り合った面で違う色になる様に色を付け、パテを盛る面には黒マジックを塗っています。

腰部ツノ左右接着

 左右が揃ったら、片側に黒く色付けをしたパテを盛って接着します。軸が挿してあるので位置がずれる事はありません。

腰部ツノ先端強化

 パテで作った先端は脆いので、切り落としてアルミ線で作り直します。1mmの穴に同径のアルミ線を挿し、段差埋めに光硬化パテを盛って研ぎ出します。ここで光硬化パテを使用しているのは、薄くしてもちゃんと規定の固さになってくれるからです(この位のサイズでポリパテを使うときちんと固まらず、接着性も低いです)。これで引っ掛けても折れないツノになりました。

腰部ツノ角度付け

 先端を奥に流したいので、付け根に0.5mmプラ板を貼り、斜めに削って角度を付けます。プラ板を貼る際は削る際の力で剥がれないように1mmプラ棒の軸を通しています。

腰部ツノ軸取り付け

 最後に軸を打って完成です。軸は取り付けを1.5mmプラ棒で行い、軸自体は3mmのプラパイプで作っています。

腰部ツノ比較

 前後比較です。ボリュームが変わり、形状が正常化しました。

腰部完成

 左右のツノが揃って完成です。後方に変化は無く、前方からの見た目が大きく変わりました。追加装甲が重いので、どこかで肉抜きするかもしれません。

脚部プレビュー

 パッと見いい感じ、よく見るとヘンテコな脚部です。マーシフルモードにトランスレートしつつニュートラルにしたいと思います。

太もも股間切り欠き埋め

 関節用の切り欠きをラウンドからストレートにしたいので埋めます。マスキングテープで型を取ってプラ板を切り出し接着、段差をパテで埋めます。この後任意の形に削って完成です。

太ももヒザ関節切り欠き埋め&合わせ目分割線化

 ヒザを避けてる空間が少し大きいので、プラ材を貼って小さくしつつ形状もかっこよくしました。また、太もも前後の合わせ目は鎧っぽく見せるため消さずに残し、ヤスリ掛けでエッジを丸めて装甲の谷間に見える様にしました。

太もも完成

 最後に外側側面にパテを盛ってラインをシンプルにして完成です。出っ張ったディテールもマーシフルモードでは邪魔なので削っています。ふくらはぎの形状次第でひかがみ部分の形状を変えるかもしれません。


 今日は以上です。


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