2020年5月28・29日

　今回から『イフリート・ナハト』を製作していきます。
　今回は組み立てから基本調整、胴体の完成となります。
　それではどうぞ↓。

・HGUCイフリート・ナハトの進捗
三面図

　三回目のイフリート、色々分かっていますが今回のキットは追加ユニットで体型バランスが変わり、今までやっていた調整をやらなくてもよい感じです。一所懸命パーツを仕上げて行く事としましょう。

股関節強化

　この手の軸股関節+動く軸は動き過ぎると扱い辛く、今回は増加ユニットで重量も増えているので軸受けに瞬間接着剤を塗って強化しておきます。動く軸の方は塗装で渋くなるので今は手を付けないでおきます。

頭部位置調整

　いつも思うことですが、頭部が前に来過ぎて卑屈に見えるので、首裏に厚さ0.3mmのプラ片を貼って首が前に倒れすぎない様にしました。

　たったこれだけで前を向いて歩く男前になります(あやしい通販みたい……)。
　これで基本調整は終了です。

肩部スパイクシャープ化

　一番メンタルに来るであろうスパイク砥ぎは先にやってしまいました。両肩合わせるとムラサキウニに見えてきます。

　スパイクの加工ですが、接着を強固にするため一工夫、先端の削る角度を装着時下になる方から上に向かって斜めにしました。ここにプラ棒を貼る事で、通常より上から折ろうとすれば接着面積が約1.5倍、下から折ろうとすれば接着した土台が壁となり折れ辛くなります。たぶんよほど力を入れない限り折れません。

ボディプレビュー

　特段やる事は無く、いつもの工作と一部調整くらいですね。

バックパックスラスター位置修正

　バックパックスラスターのダボがスラスターとツライチどころか、出っ張っているので削って一段低くします。接続側もツライチを想定して設計されているので、一段低くしない限りダボが見えてしまいます。

　スラスターの位置が上がるとスラスター側面のクランクディテールが矢印部分で干渉するので削って調整します。上部を削るのは今回の工作をやった場合だけですがスラスター内側と当たる壁部分は干渉して嵌らなかったので素組みでも削った方がよいでしょう。

　作業前後比較です。上下抜きの形状だからダボは引っ込められたハズ、なぜこんな設計なのか……。

バックパックサイド形状修正

　バックパックサイドのパイプディテールに金型都合の埋もれがあるので修正します。たぶん誰も見ないですけど……。

ボディ側面整形

　ボディ横の段差は埋まり気味なので(それでも前後抜きでここまで形状を出すのはすごい)彫り込んでクッキリさせ、後ろも合わせてヤスって平面を出します。

センサーシール製作

　胸部上のセンサーに貼るシールを他キットシールの余剰から切り出します。シール上左の黄色いのが型を取った光硬化パテ、その右がコピーしたマスキングテープ、切り出したシールと続きます。

フロントスカート整形

　フロントスカートはいつもの作業、欠けてるエッジをプラ材で作ってバンダイエッジは折り込みました。表面軸直下(つまり軸横の表面)にヒケがあったので瞬着で埋めました。以前は無かったような？　金型の劣化か、プラが変わった事による変化かな?

サイドスカート整形

　こちらも上下のバンダイエッジを折りたたみ、前後面のバンダイエッジは補填し欠けたエッジは作り足しました。側面のスジ彫りも彫り直して立体的にしています。

ボディ完成

　完成です。リアスカート類、ハッチ、パイプは特に加工をしていないので記事無しです。思ったよりすんなり進みました。

　次回は脚部の作業です。

 
　今日は以上です。

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