2020年10月28日～30日

　今回は脚部の続きと頭部の製作です。
　それではどうぞ↓。

・HGUCジムII・セミストライカーの進捗
太もも隙間隠し

　正面から見た際、メカ部分が見えすぎて太ももが短く見えるので、プラ板を貼って見える面積を減らしました。この形状なのはメカパーツとの干渉の都合です。

　これで一般レベルの見え具合になりました。

ヒザ関節合わせ目消し

　ヒザ関節前方の出っ張りは側面に合わせ目が出るので、薄い方のパーツを切り離して接着しました。上部の合わせ目は太ももに隠れるので消さなくても大丈夫です。

ふくらはぎスラスター造形

　ふくらはぎのスラスターは良い形の物が造形されていますが、奥まりすぎているので新造した物をその上に取り付けることにしました。プラパイプとプラ棒で出来ています。

　こんな感じでより完成度が高くなります。取り外しできるようになったので塗装も簡単になりますね。

すねディテール造形

ジグ
　裾をカットした影響で小さくなってしまったスネ前方のディテールを作り込みます。大まかに彫った後、光硬化パテを充填し、プラ板で作ったジグを当てた状態で感光させて作ります。“ス”ができた場合はラッカーパテで埋めます。上方に長くなったので、スネを短く見せる効果も出ます。

裾処理

　裾は0.5mmプラ板を貼って厚みを出して、元と同じようにC面を入れました。覗いた時にプラ片の形状が見えるのがイヤだったので、ポリパテを充填して一様に厚みを出しています。

足首装甲接続方法変更

　裾とアンクルアーマーの隙間が大きくてイヤだったので、キットの余りにあるポリボールを使用した接続に変更しました。受けは元々接続に使っていたダボを再利用し、ついでに反対側にもディテールとして埋めてあります。
　足首パーツ前方のブロックにも側面に合わせ目があるので、ヒザ関節と同じように薄い方を切り離して接着して対応しています。

足首装甲合わせ目処理

　中途半端に寄った合わせ目は無様なので接着して消しますが、接続方法を変更した関係でマージンを取らないといけないので、1mmプラ板を挟んでから作業しています。また、そのままだと接続が弱いので、1mm角棒をダボ代わりに仕込んで強度を上げています。なお、この加工で足首への装着が若干面倒になります。

靴バンダイエッジ処理

　ジムIIの靴はソールにしかバンダイエッジが無く、非常に良いモノです(足裏も別パーツになってるし)。そこだけ処理しました。

脚部完成

　合わせ目を消して表面処理して完成です。ふくらはぎのディテールが謎(引用不明)なの以外は非常に良い脚部でした。

頭部プレビュー

　頭部は上下にでかい感じがして、またもやスケールがチグハグに見えます。小さくしましょう。

エラカット

　とりあえず下端を0.5mmカットして頭部を小さくします。これだけでも結構いいですね。なお、向かって右側、先に1mm切ったのを、切り過ぎだったので修正しました。こういう事もあります。

側面投影形状変更

　後頭部が絶壁過ぎて面白みが無いので一旦切り離し、若干小型化＆角度変更後再接着します。メインカメラも後方を切り離して角度を変更して再接着、天面とメインカメラ上部の角度を変更して、前掛かりになっているメインカメラガードとその後ろの角度を起こしました。後方カメラの角度も変更しています。

頬形状変更

　頬は下部に向かって絞り、ほぼ平面だった前面にも角度を付けました。

ひさし形状変更

　凸の出っ張った部分に0.5mmプラ板を貼ってゴーグルを小さくしてスケール感を出し、若干無理やり目に丸くなっている“眉”の部分を瞬着パテで少し前方に出しました。ついでにC面も消しています。

頭部完成

　上部カメラの合わせ目を消して、パーティングライン処理や表面処理をして完成です。耳のディテールはよく消されてしまうので、意地でも残してやりました(笑)。まぁ、Z時代っぽさの表現、ということで。

　次回は腕部の作業です。

 
　今日は以上です。

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