2021年4月8・9日

 今回は脚部の作業です。
 それではどうぞ↓。

・HGザクIの進捗
S字立ち加工

 おなじみの加工です。ヒザ関節上部パーツのストッパー部分をプラの厚み分切り飛ばすと、いい感じにS字立ちできるようになります。そのままだと最大までヒザを曲げた時に買った部分が見えてしまうので、0.5mmプラ板を貼って見栄えを整えています。この場合、加工した部分の上部隙間が大体0.5mmくらいなので、そこに合わせてフレームパーツを削ってから貼ってやればキレイに収まります。

ふくらはぎ後ハメ加工

 ふくらはぎの合わせ目は上部装甲の切り離しで行ないました。オリジン系のキットでも、これで対応できる物もあればフレームをフラットにして上下どちらかから抜かないといけないのもあります。なるべく楽なのがいいですね。

ヒザC面処理

 ヒザのバンダイエッジはスネ装甲に干渉する下部以外を補填しました。アニメの設定画が末広がりの形状だったので、その再現となります。

ふくらはぎスラスター新造

 ふくらはぎのスラスターは3mmプラパイプで新造した物を取り付ける方式にしました。塗装後に接着します。

太もも段差埋め

 太もも側面上部にある段差は、股関節側で恰好をつけるための物で、外側では不要なギャップにしかなっていないのでプラ板を貼って平らに均しました。接着ラインはパネルラインとして生かします。

太もも裏スペース処理

 オリジンザクのアホほど広い太もも裏のスペースは、上部のパネルラインを延長し、さらに中央パネルにフレームディテールを彫り込んで埋めました。塗装時にはこれをフレーム色で塗り分けます。ホントなんでこんな形状なんでしょうね?

靴外装処理

 靴のバンダイエッジは、すべて削って対処しました。つま先側面の分割線は抜きの都合でいびつなので、一旦瞬間接着剤で埋めてから彫り直しています。

脚部完成

 曲線の多い装甲をキレイに磨いて完成です。オリジン系ザクは足甲パーツに使われるプラ(今回は青紫)がもう少し柔らかくて削りやすかったらもっと作りやすくなるんですけどね。

 次回は腕部の製作です。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    この度も制作いただき有り難うございます!

    オリジン系ザクのベストオブベストの改修ですね!
    前回の腰周りが確かに短い感じですし、腕の付け根は身体より結構離れている感じもしますし。

    脹脛スラスターはキットのままですと、ほんとに造形が中途半端ですよねm(_ _)m
    こちらは新造いただき非常に嬉しいです。

    太腿の裏スペース処理も意外に目立ちそうですので、ここも良いですね!

    リアルタイプカラーから、急にノーマルカラー変更をお願いし、すみませんでした。
    ほぼブルーとグリーン2色という組み合わせが、シンプルなザクIにマッチしていて堪りません。

    圧倒的なザクIを宜しくお願い致します。
    次回も楽しみにお待ちしています。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      今までやった加工はオリジンザクではほぼ必修みたいなものですね。
      スラスターも、色分けで何とかできますがやはり別パーツになっている方がリアリティが出ます。

      太ももの裏はいつも悩む所ですが、今回はヒザ上部に見え具合の少ないフレーム成分を増やしてみました。フレームが見た目太くなるので、がっしりした印象になると思います。

      カラー変更は今回は配色が変更になったりしたわけではないので、ぜんぜん問題ないです。ノーマルザクIのカラーのキモは青なので、そこに気を付けながら調整しようと思います。

      次回は腕部、まだ少し変わるので、そこも楽しみにしていただければと思います。