2021年4月11・12日

 今回は腕部の作業、これで本体の作業は終了です。
 それではどうぞ↓。

・HGザクIの進捗
腕部プレビュー

 オリジンザクの腕で問題なのは、可動を優先し、アニメ版CGとすら違う形状になったヒジ関節ですね。隙間が大きくてブツ切れ感があるので直します。それが終わったら、手首辺りの調整ですね。

腕フレーム後ハメ加工

 とりあえずいつもの、的な工作です。

上腕延長加工

 ブツ切り感を減らすため上腕を1mm伸ばします。この時、後方にある可動用切り欠きもプラ材で埋めてしまっています。そうするとフレームが若干干渉してしまうので、

 フレーム矢印部分のエッジを落として対策します。面倒だったら切り飛ばしてもOKですね。

ハンド位置調整

 上腕を調整しても、やっぱり腕が長く見えたので、手首ジョイントの位置を奥にずらして、ハンド位置を袖口に近づけました。これで物理的に1mm短くなり、手首部分の隙間が無くなったことでさらに短く見えるようになります。
 ずらし方は、手首受けフレームに刺さる出っ張りを切除、その下に同形の出っ張りをプラ材で作ることで行なっています。フレーム固定用のパイプに貼っちゃうと楽ですね。

 これだけくっつきます。ガンダムの手首は基本腕にくっついてる物なので、この隙間は少なければ少ない方がいいですね。

袖口開口

 上記の加工で袖口を開けなければ手首軸が干渉し、さらに受けの後ハメもできないので開口します。C面がなぜか角ばっているので腕の形状に合わせて丸くし、そのC面まで袖口を開けました。これで手首が動かせるようになります。

ショルダーアーマー接続方法変更

 ショルダーアーマーを胸にもっと近づけ、直感的に動かせるようにするため接続方法を変更しました。アーマー側は既存の軸を取り除いてプラパイプで新しい受けを作り、片側はジョイントパーツを半分にカット、下側を肩に装着しキットの余剰ボールポリパーツをセットしました(奇しくも新HGUCの肩と同じ構成ですね)。これで目的を達せられます。ジョイントパーツにポリパーツを通すため、ジョイントに通る軸は中間2mm空いて、左右に振った形となっています。

ショルダーアーマー拡幅

 小っちゃくて迫力の無いショルダーアーマーは1mmプラ板を挟んで少し大きくしました。これでもまだちょっと小さいですが、ザクIのキャラクター性を考えるとこんなものでしょう。

右肩ジョイント跡処理

 右肩のトラスフレームは使わないので、中間パーツの一部を埋めて、アーマー等の接続ジョイントに見えるようにしました。

腕部完成

 各部キレイにして完成です。意外と前腕の合わせ目には段差があるので、瞬着を使い気を付けつつ均しました。

本体完成

 本体のパーツが揃いました。シンプルですが、その分正解が決まっているのでそこに向かわせなければいけない、という所が難しいですね。

 次回は武装類の作業です。


 今日は以上です。


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コメント

  1. 匿名 より:

    腕の改修、有り難うございます!

    良い感じの長さで、ベストプロポーションになり非常に嬉しいです。

    全体的に少しずつの違いだと思うのですが、こうして完成した本体を拝見すると、オリジンザクI のカッコ良さがさらに際立っていますね!

    次回も宜しくお願い致します。

    • purutabu より:

      コメントありがとうございます!

      可動のための“間”を毎回調整するわけですが、それだけできっと本来のかっこよさを引き出すことができます。この辺は関節のタイミングで損をしている旧キットも似た感じにですね。可動主義が行き過ぎて回帰したんですね。

      そろそろ塗装編です。今しばらく、お待ちください!