またまた久しぶりの更新です。フルスクラッチだと内容が「頑張って作った」だけになるので作業量に比べて書くことが無いのがつらいですね。
今回はようやく頭部(ほぼ)完成です。この調子でいくと首までで完成になるかもしれない……(汗)。
それではどうぞ↓。
・1/72キングライガーの進捗
現状
今回は間が空いたのでブツを見せてから解説していくスタイルでいきます。現在下の歯と上の奥歯以外ができていて、たぶん明日には歯が揃って完成すると思います。
目については格好を取るために入れた仮の物で、台座完成後に電飾対応のクリアーパーツを入れようと思っています。
パテの色が箇所によって違うのは、境目の製作や追加で盛った際の見分けのためにエナメル塗料を混ぜているからです。この他プラに食い付いて欲しい時には流し込み接着剤(タミヤの緑蓋)を混ぜたりもします。
——ここから下は製作記——
段差製作
まず顔面部分ですが、最初に骨組みを当てにしてカタチを出してから上部にプラ板を接着、カタチをコピーして大まかに作ってあった逆側に貼り付けて作業する事でシンメトリーを出しました。今回はこの「コピー法」を多用しています。多分に「ガンダムスクラッチビルドマニュアル」の岬さんの影響ですね。
喉元ジャバラ製作
このパーツ、設計時はサイズ違いのプラ板を積層して作る予定だったんですが、こっちの方が精度が出せそうだったので切り替えました。1mm以上のプラ板の切り出しはどうも苦手で……。
作り方は簡単、必要なサイズの四角より貼るプラ材分小さい四角を作り、細切りにしたプラ板を貼っていくだけ。隙間は接着時に欲しい隙間と同じ厚さのプラ板を挟んで作ります。※一緒に接着しないように注意。今回は貼るプラ板に0.3mm厚の物を使用してあまりデコボコしていない感じにしました。ちょっと毛色の違う装甲という感じですね。
鼻先の埋め方
今回は元キットからアレンジして、鼻先にキャノピー可動用のヒンジが入っている事にしたので、パテで埋める際にヒンジ部分にプラ材を貼り、後から彫る手間を省きました。こっちの方が精度が出るので、こういう部分は忘れずに作業したい所ですね。
耳土台の作り方
ここも型を使って作業しました。型を作るのは手間ですが、安定して精度を出せますし後処理も楽、なにより信用度が段違いです。すぐカタチが出せる事で作業時間も短くなるので、一回やってみるのをおすすめします。まぁ、型の設計で悩んだりもしますが。経験不足ですね。
頭頂部骨組み
こちらも顔面と同様の製作方法で作業していきます。下面の形状は「マスキングテープで顔面上部から形状をコピー、PCに取り込んで必要な形状に修正、その図面をカッティングプロッタで切り出す」といった感じです。コピー以後の作業は普通に卓上でしてもいい部分ですが、自分は精度出しに自信が無いのでPCに頼ります。
耳製作
ここも喉元のジャバラの応用でスジ入りプラ板を作成、切り出して嵌め込みました。構造は結構複雑で、下に0.2mm、真ん中に穴の空いた0.3mm、上に穴の空いた0.5mmを重ねた物に0.3mm×2枚で作ったモールドプレートを嵌め込んでいます。キレイに凹ませつつ1mm厚に収めるためにこうしましたが、後々裏にパテを盛るので貫通していても問題なかったですね……。
目原型
目になる凹み部分は、原型を作って対応しました。これをパテを盛った当該箇所に押し付けます。現状部分で分かると思いますが、計測しながら手彫りするよりずっとキレイにできました。
牙の固定
牙は上部をダボにして、頭部側に穴を空けて嵌め込めるようにしました。これがすぐに思いつかないとかダメダメですね。
下あご固定方法
手元にあったホビーベース関節技の球体ジョイントミニの一番小さいやつを使いました。設定とは形状が違いますが、ここは見えないので動けば何でもOKです。
今日は以上です。
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