2020年1月17日~24日

 作業時間が減って一週間空いてしまいました。
 今回は襟後部の完成から胸部完成、腹部プレートの製作となります。
 それではどうぞ↓。

・オメガモン・マーシフルモードの進捗
襟分割

 分割を変更した胸部ですが、関節を入れたら組めなかった(バカ)ので襟を分割することにしました。上部のリブだけでは不安なので、下部にぐらつき防止のダボを設けています(矢印部分)。

胸部完成

 襟後部を作ったら胸部装甲の完成です。襟後部の下側にはエッジを立てて背中装甲の形状と馴染ませています。
 首の付け根/土台は角度を水平に変更し、前縁をラウンドさせました。抜けて奥が見えている部分は首造形時に気になったら手を加えます。

腹部プレート製作前に

 腹部プレートは丸々造り替えなので切り取ってしまい、切り取った跡はプレートを挿し込めるように一段低くしました。

腹部プレート原型

 プレートは強度を考えてプラを挟まないムクにしておきたいので、原型を製作して複製する事にします。
 まずプラ板と短冊で最大長や中央の峰、左右傾斜の基準を出し、その上にパテを盛りプラ板を当てて下面の傾斜を出します。上面の傾斜は下面上端に合わせて出し、最後に片側の輪郭を出してそれをプラ板でもう片方にコピーして完成です。

腹部プレート複製

 複製ですが、当初はバツのついた画像のようにヒートプレスの物を使用しようと思っていましたが、厚みを付けるためにプラ材を貼って表面を研ぎ直さなければならず、プラ×パテの異素材同士で経年変化も心配だったのでヒートプレスした物を型にしてそこにパテを詰めて複製するやり方に変更しました。パテは気泡ができないよう表面に光硬化パテ、裏打ちにポリパテを使用しています。
 おゆまるのような湯煎で変形する型を使用しなかったのは水滴による気泡を入れたくなかったのと表面のエッジをしっかり再現したかったからです。ただ単純なヒートプレスでは縁が絞りきれないのでもう一度削りだす必要があります。一長一短ですね。

腹部プレート接続部作成

 胸部との接続はいい感じに使わなくなっていた穴が有ったので、それを利用しました。ダボは2mm角棒で、簡単に取れないように接着部に1mm銅線を挿して、周りにもパテを盛って補強しています。

宝玉台座製作その1

 プレート中央の宝玉が入る台座はウェーブのU・バーニアフラットを使用しますが、そのままだと少し厚いので薄く削ります。
 テーパーの付いた円錐形のパーツなので、テーパーを付けた穴を開けた1mmプラ板に嵌めて削りました。これでガッチリ止めつつ任意の厚さが出せます。

宝玉台座製作その2

 周囲のディテールはプラ片を貼って削りだす方法で頑張って作りました。プレート表面が光硬化パテなせいで形状が見づらく、かなり大変でした。

接続部微調整

 プレート上部を奥まで伸ばし、胸筋部分がプレートに被さる様にパテで隙間を埋めました。さらにこのパテを削る際、胸筋下部に抉れるようなRを付けました。

腹部プレート完成

 完成しました。かなり短くなったので、前屈しても必要分は動ける様になりました。サイズに対する作業量の割合が一番大きいパーツでしたね……。

 次回からは一旦こちらを置いておき、別の作品を作っていきます。


 今日は以上です。


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