2020年12月11日～14日

　今回は腕部の作業、これで全パーツの作業終了です。
　それではどうぞ↓。

・HGプロトタイプグフ(機動実証機サンドカラーVer)の進捗
腕部プレビュー

　腕部は形状的に問題はなく、メインは関節部分の作業になります。

肩アーマー後ハメ加工

　肩アーマーは挟み込みになっているので、肩と接続する軸を別パーツにして後から嵌め込めるようにしました。組み立て時は金属軸付近に接着剤を塗って固定します。

スパイクシャープ化

　肩アーマーのスパイクは、小さいのは1mmプラ棒を差し込んで、大きい方は前説明した折れないやり方でプラ材を貼り削って鋭くしました。この機体のキャラクター性を考慮して尖り具合はほどほどに調整しています。

肩アーマー側面ディテール作り込み

　側面合わせ目に掛かるディテールは正・背面のディテールと同じものなので、ポリパテとプラ材で作り込んで再現しました。スラスターか、ベンチレータ、あるいはオプション用のジョイントかな？

肩アーマー完成

　ディテールがシャープになりました。リップですが、今回は外側のエッジを丸くしてMSVっぽさを強くしています。スタイリッシュ過ぎない調整ですね。

上腕ちょい形状変更

　上腕はMSD設定画にあるラインディテールを折れで再現していて、グフカスタムに繋がるいい感じのディテールになっています。設定画には正面にもラインがあるので、そこも斜めに削ってよりグフカスタムの形状に寄るようにしました。絞られた太ももの形状に合わせる意味もあります。

ヒジ関節後ハメ加工

　いつもの後ハメ加工です。が、忘れていて緩くするために違う位置で切れ目を入れていて接着して何とかしています。

手首軸短縮

　手と前腕の隙間が気になるので、軸台座を無くして0.5mmほど軸を短くしました。

　こんな感じです。これでも可動に支障はありません。

カフス形状変更

　手首の接続部分は、ジオン系MSの設定にあるモノコック形状を意識して形状を変更しました。内部から飛び出ている接続部は、いつもの軸隠しのためのリップではなく、手を回転させるモーターという想定です。ホントは手をビタっとふっ付けたいですが、動かなくなるので我慢です。

手首関節後ハメ加工

　手首受けも塗り分ける必要があるので、下方にあるダボ受けの下部を開放して後から差し込めるようにしました。なお、ディテールを再現するため貼ったプラ材のせいで、そのままでは差し込めないので、前腕内部のフレーム押さえを切除しています。

腕部完成

　これで腕部完成です。クリーム色のプラが形状は見えないし硬くて削りにくいしで大変でした。

平手造形

　平手も毎度の作業、四指を切り離して整形、角度を自然になるように変更して接着しています。

銃持ち手軸調整

　銃持ち手は長すぎる軸を短くし、持った時の角度が自然になるように角度を変更しました。ここがあまり動かなくてもグリップの方が動くし、手首とも接続ダボが無く遊ぶので、簡単に持たせられます。

本体完成

　すべてのパーツが揃いました。武器も先にやっちゃってるので、これで全パーツですね。ちょこちょこの改修で、意外と変わっています。

　次回は表面処理と少しの塗装だと思います。

 
　今日は以上です。

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